正積図法

正積図法は別名、等積図法とも言い、3次元立体である地球表面上の面積とそれを投影した2次元平面上の地図での面積がいかなる場所でも等しい比率になるように投影した図法です。地球上のすべての地点において、正積でかつ正角とはなりえないため、正積図法は正角図法ではありえません。しかし正軸法かつ非投射図法のランベルト正積円筒図法は赤道近辺で角度を正しく表現でき、このような一部分でのみ正角を表現できる正積図法も存在します。

正積図法の代表的な図のひとつであるランベルト正積方位図法は経線方向の距離を補正することで方位と面積を正しく表現でき、主題図の作成などに適しています。

(2015年11月18日 初稿)

English

Equal-area projection

定義

正積図法は、2次元(地図)上の面積とそれに対応する3次元(地表面)上の面積が等しい比率で表現できる地図投影法を指します。