電波センサ

太陽光や赤外線よりも波長が長い波を、電波と呼びます。代表的な電波としては、電子レンジや携帯電話に使われるマイクロ波、ラジオ放送に使われる短波、電波時計の時刻合わせに使われる長波などがあります。これらの電波を取得する装置を、電波センサと呼びます。太陽光などを取得する光学センサと比べて、目に見えない波を扱うため、通信の手段として利用されることが多くなっています。電波には様々な波長がありますが、各国が定める電波法に従い、用途によって波長を使い分けることで、様々な通信を同時に実現しています。

電波センサは、照射したマイクロ波の反射状況を見ることで、動くものを検知できます。代表的な利用例としては、施設照明の自動点灯や、不法侵入者の検知に使われています。また、電波センサを搭載した人口衛星もあります。地表の様子を観測するSAR(合成開口レーダ)や、カーナビなどにも使われているGPS測位衛星などが挙げられます。

今や誰もが持っている携帯電話は、暮らしの中で無くてはならないものとなっています。携帯電話は、最も身近な電波センサです。また、施設照明の自動点灯は省エネルギーの効果がありますし、GPS測位衛星はカーナビ、携帯電話、地図インフラ整備のための測量などに活用されています。これらのことからも、電波センサは今日の生活に欠かせないものとなっています。

(2015年11月18日 初稿)

English

Radio Wave Sensor

定義

太陽光や赤外線よりも波長が長い波を、電波と呼びます。電子レンジや携帯電話に使われるマイクロ波、ラジオ放送に使われる短波、電波時計の時刻合わせに使われる長波などがあります。これらの電波を取得する装置を、電波センサと呼びます。太陽光などを取得する光学センサと比べて、目に見えない波を扱うため、通信の手段として利用されることが多くなっています。