推計データ

推計データとは、国勢調査や経済センサスといった統計データを組み合わせたり、過去の傾向や社会的情勢から将来の数値を予測したりすることで推計したデータのことをいいます。また推計データと統計データを組み合わせることで新たな推計データを作成することもあります。推計の方法は様々ありますが、回帰分析などの統計学の手法が取り入れられることが多くあります。

(推計データの例)
① 将来推計人口・・・直近の国勢調査における男女・年齢別人口を基準とし、加齢に伴う人口増減の要因である出生率、生残率、社会移動率などをそれぞれ個別に推計し,その結果を積み上げることで算出することができます。
② 推計昼間人口データ・・・国勢調査に基づいて算出された昼間人口では人口のみしかわかりません。しかし、産業別・性別の従業者数や従業も通学もしていない人の年齢別・性別人口を組み合わせたり、学生数を加味したりすることで、年齢別・性別などに推計された昼間人口を算出することができます。

推計データの活用は、企業のマーケティングにおいて大変有効な手段となります。例えば国勢調査などの統計データは、数年に一度という調査頻度であることやデータの公表までにタイムラグがあることから、マーケティングの現場では相当過去のデータを使うことになります。一方、推計データである将来推計人口の場合、ビジネスの展開を予定している将来の推計値を活用することができるので、高い精度でのマーケティングを行うことが期待できます。

(2015年11月18日 初稿)

English

estimated data

定義

各種の統計データなどを組み合わせたり、過去の傾向や社会的情勢から将来を予測したりすることで推計したデータです。