ISMバンド

電波は限りある資源であるため、どの周波数帯を何に利用できるかが法律や規制により定められています。電波を利用する際には、無線取扱免許や届出が必要になりますが、一部の周波数帯は、免許不要で自由に利用することができます。この周波数帯は、主に工業利用や学問研究、医療などに用いられることが多いため、「産業」(industrial)「科学」(scientific)医療」(medical)の頭文字をとってISMバンドと呼ばれています。
ISMバンドとして使用できる帯域は、国により異なりますが、日本国内では主に2.4GHz帯、5GHz帯、920MHz帯などがあります。2.4GHz帯は、無線LANやBluetoothなどの通信のほか、電子レンジや医療機器などで利用されています。5GHz帯は、電波の混雑が少ない帯域として無線LANで使用されていますが、電波法により屋内限定となっています。920Mhz帯は、スマートメーターなどIoTシステムの通信手段として導入が進んできています。

(2018年02月02日 初稿)

English

ISM(Industrial, Scientific and Medical) Band

定義

ISMバンドとは、国際電気通信連合(ITU)により、電波を無線通信以外の産業・科学・医療に高周波エネルギー源として利用するために割り当てられた周波数帯の総称です。