固定資産業務支援システム

固定資産業務支援システムは、自治体の担当各課の業務に対応し、業務の軽減、効率化、結果として市民福祉の向上に資することを目的としています。

固定資産業務支援システムには、以下の主要な機能があります。

① 画地計測機能
各自治体には土地課税台帳という台帳があります。そこに登録されている土地の単位は「筆」です。この「筆」を固定資産税として評価する上での単位は「画地」となります。
画地は一筆の宅地、もしくは二筆以上の宅地の場合には「画地」として確定し画地認定をします。認定された画地は画地ごとに宅地としての評価を行います。
画地計測ではGISの地番レイヤなどの対象になる筆から画地認定を行い、間口、奥行、形状、路線価または状況類似と、標準宅地において想定されている要素とどのように異なるかなどの情報を自動的に取得し、計算します。

② 公図管理機能
GISの地番を検索し図形から公図に連携し閲覧が可能です。公図については自治体で管理されているアナログの公図をデジタル化し、地番と紐付けを行い、システム上で連携を行います。

③ 名寄せ機能
アナログの名寄せ台帳をデジタル化し、名寄せ台帳の宛名情報より検索閲覧が可能です。

(2019年05月08日 更新)
(2015年12月02日 初稿)

English

Fixed Property support system

定義

固定資産業務支援システムとは、固定資産に対する課税を正確かつ公平に行うために「正確に土地・家屋の客体を把握・管理」、「正確に異動更新」、「土地評価基礎資料作成」などの業務支援をする為の情報システムです。