路面性状調査

道路面の舗装は、 橋梁やトンネルのように劣化の進行によってある日突然崩れたりすることはありませんが(陥没することはある)、通行車両を支える中で少しずつ破壊が進んでいます。この日々の破壊の蓄積によって、舗装表面の凹凸の発生や舗装の剥離等で走行の快適性が失われ、車の操作を誤り事故が起きてしまう人的被害や運搬時の揺れによる損害が起こります。そのような被害を未然に防ぐため、定期的に劣化状況を把握 する必要があります。

路面性状調査は舗装上に発生したひび割れ(図1)、わだち掘れ(車が通行する方向に沿って発生した凹み)、平坦性(車が通行する方向に沿って発生した凹凸)を解析するためのデータを取得します。データから舗装状態を数値化し、劣化している箇所を把握します。詳細に調査する際は人手で行われますが、広域で長い距離を短期間で調査する場合や交通量が多い箇所では安全面や効率面から公的機関の試験に合格した測定機器(図2)を用いた自動計測で行います。調査は一定期間ごとに行われ、前回調査との比較を行い経年劣化の確認をしています。

路面性状調査結果 は効率的な舗装工事計画や今後の維持管理費の把握などの基礎資料として活用され、限られた補修費内で効率的な修繕計画を立てることが可能になります。車の快適な走行を支える舗装を維持させるため路面性状調査の必要性は高まっています。

図1 路面のひび割れ事例

図2 計測車両の例

(2015年02月17日 初稿)

English

Road Surface Condition Survey

定義

舗装の維持管理(点検・診断・措置・記録)を行うために、路面の劣化や変状について現状の記録をすることです。