光学センサ

私たちのまわりには、太陽光などの可視光線や、可視光線より波長の長い赤外線の光が存在します。可視光線は私たちの目で見ることができますが、可視光線より波長の長い赤外線は私たちの目では直接見ることはできません。これらの光を検出し、データとして取得する装置を光学センサと呼びます。光学センサを使うことで、可視光線より波長の長い赤外線を見られるようになるとともに、光の情報を電子データとして保存することができるようになります。

可視光線の例として、太陽光や懐中電灯の明かりなどがあります。また赤外線としては、近赤外線、短波長赤外線、熱赤外線などがあります。これらを光検出装置で検出します。光検出装置には、CCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)があります。これらを単独で光学センサと呼ぶ場合もあります。これらの装置で得られた情報は、電子データに置き換えることで、画像データとして取得できます。これらはデジタルカメラの画像データ取得を行う受光装置や、携帯電話の赤外線センサの受光部などに使用されています。

光学センサの代表例であるカメラは、携帯電話やコンパクトデジタルカメラなど、写真を撮るための道具として私たちの暮らしに深く結びついています。さらに、赤外線を使うことで、人間の目では見えない暗い所の撮影や、赤外線源の取得が可能です。これらの技術は、暗所における防犯カメラや人工衛星による海面温度の観測や天文観測の分野で役に立っています。

(2015年11月18日 初稿)

English

Optical Sensor

定義

太陽光などの可視光線や、可視光線より波長の長い赤外線の光をレンズ等で集め、光を検出する装置により光の情報を電子データに置き換えて取得する装置を、光学センサと呼びます。デジタルカメラが代表的な例です。また、光を検出する装置自体を光学センサと呼ぶ場合もあります。