デジタルカメラでは、レンズを通して集めた光をCCDやCMOSといった撮像素子がデジタルデータに変換し、映像をデータとして残します。この撮像素子は光学センサの一種で、この働きにより、映像をデータとして保存し、複製できるようになりました。
CCDやCMOSには、目には見えない紫外線や赤外線を検出できるものが開発されています。
その代表的な利用例は家電品などで用いられる赤外線リモコンです。また、赤外線センサは、防犯目的の人感センサとして、身近なところで利用されていますし、人工衛星から地球の海面の温度を測定するような専門的な用途でも用いられています。
紫外線センサとしては製造や検品などで産業利用されているほか、日焼けサロンでの紫外線照射量の調整などでの利用があります。
なお、これらのパーツを用いた装置の全体、例えば、カメラそのものを光学センサと称することがあります。
(2022年02月02日 更新)
(2015年11月18日 初稿)